〜海苔採り風景〜

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きんのり丸停泊中です。

現在4隻の小舟を所有しています。
手前が、第八金一丸(父の名前から)、もう一隻が第一きんのり丸です。海苔を採る専門の船です。

11月5日朝5時半に支柱柵で摘採始めました。

こちらの操業ルールは、日の出から日没までです。

今日はフライング気味でした。月明かりにて走りました。

ちょうど日の出の頃には半分以上海苔採り終わっていました・・(^^;)

支柱柵は棒の間に張ってある海苔網の下を船で潜ります。

自分の摘採風景は写真撮れないので先輩の海苔採り風景です。

早隼丸です。

ステンレスのアングルを船から伸ばして、網をアングルに乗せます。

網は通称(三味線)と呼ばれる摘み機の上を通ります。
摘み機は画像で言うと、ステンレスの刃が高速で左に回っています。

海苔をカットして船の中に落とし込みます。

海苔摘採後にはこのように短く刈られています。

この船は特別大きくラット場と呼ばれる運転席が大きく快適なのですが、私の船は多少小さく海苔を採るときはラット場の中でしゃがんで膝をついて運転しています。

この海苔採り方法は、昔からの方法で掃除機のようなモノで刈り採ります。

こちらの地区は一人当たりの柵数が少なくこの方法でも何とか生産できます。

私が20年前海苔を手伝いはじめはこの方法でした。

約10年前に摘採船導入してからは一人で早く海苔採りが出来、楽になりました。

今日の沖合べた柵です。

見ての通り海苔網の上に海草が浮遊しています。

こういう日に海苔を採ると海草も一緒に採れてしまい、異物となります。

少ない時は海苔採り後に手作業にて除きますが、このくらい流れていると・・・海苔採り不可能です。

現在は異物除去機も導入しているのですが、この海草(通称:ニラ藻)は除去機でも綺麗に除くことは出来なく困っています。


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