毎年、8月末から頃始まります。
夏の間に保管しておいた支柱柵用のFRP棒を棒が浮き上がらないように付けてある錨を見直しておきます。
棒建て前日にトラックに積み込んで、船まで運びます。
写真で350本の棒が積んであります。
以前は竹で海苔網を張る支柱柵を作りましたが、近年はFRP製の棒となりました。錨も以前はわらで行っていましたが、近年はあさり用の青い袋で作ります。
2隻の船で500本積んであります。初日は6柵分(網にして36枚スペース)の建てこみ予定しています。
8月の10日頃に場割をしておいた場所に、自分の番号が書かれた場所に建てて行きます。
最初は角棒を3本建てて、細いロープを張っていきます。30間(54m)先にもう3本角棒を立てて1間(1.8m)ずつ棒を立てていきます。
今年は、支柱柵は15柵(海苔網90枚分)の支柱柵を建てます。
ポンプで海底に穴を開けて、棒を差していきます。
一列約30本建てます。1柵〜90本で・・・合計1,350本を3日間で建てて行きます。
みんなが建て終わるとこの様な風景となります。
盤州干潟の冬の風景となっていきます。
東京湾アクアラインから見えてくる風景です。
棒を立て終わると、網を張るためにプラスチックのリングを設置します。
海苔獲り船が網の下を潜って摘むので、この様な方法で網が上下2m程度動くように設置します。
海苔を育てる上で大事な作業のひとつに、海苔網の張り込み水位があります。 その為に上からリンクを吊るすロープにはステンレスの金具を付けてあります。 その金具を移動される事により、海苔網の水位を変えるのが容易にしてあります。