房総半島の清澄山を源流とする小櫃川は半島最大の河川で、その河口域に〔小櫃川河口干潟〕が存在します。 この河川が運搬してきた土砂の堆積にて出来上がりました。 砂質干潟としては日本でも最大級の干潟です。
■ 盤洲干潟・小櫃川河口干潟・・昭和30〜40年代の【航空映像風・・動画】
■ 海浜性植物群落、塩湿地性植物群落、ヨシ・アイアシ群落、草原性群落、人里植物群落、木本性群落などがあります。ハマヒルガオ、ハママツナ、シオクグなど41科145種が確認されてます。
■ 鳥類が1990年6月から1995年5月の5年間に、コアジサシ、ハマシギ、カワウなど128種が確認されており、このうち普通に観察されるものが年間100種います。
■ 魚類はヒメハゼ、トビハゼ、アカエイなど64種の海水および汽水性のものが確認されています。
■ 底生動物はアサリ、ウミニナ、アシハラガニなど129種が確認されています。
■ 昆虫類は54科129種が確認されており、その中で河口性、海岸性、海岸砂地性などの種が生息しています。 特に重要なものとしては、オサムシ科のゴミムシ類が7種あり、中でもキイロホソゴミムシは世界でここが唯一の生息地といわれています。
■ 海苔養殖・採貝(アサリ・バカガイ)漁業・アナゴ漁・底引き漁をおもに漁師が生活してます。
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