私は東京湾で20年以上漁師と呼ばれる職業に従事しています。
いえ・・子供の頃からこの地で生活して40年以上です。
子供の頃の遊びと言えば、夏は小櫃川河口付近にてハゼ釣りをしたり、服を着たまま川に入り、手長えび・ウナギを手掴みで捕まえたり・・用水で(ケイドリ)と呼ばれる方法でナマズ・ドジョウを捕まえていました。
冬になると、冬の海に行ってはタモで流れている海苔をすくい集めて親に漉いてもらいお金を貰いました・・シラス(ウナギの稚魚)を夜カンテラと呼ばれる明かりで見つけて捕まえて売りに行き・・・すべて自然の中で遊びアルバイトとしてきました。
カスミ網(禁止網)で鳥を捕まえては近所のおじいさんに売り・・・
自家製のゴム弓でスズメを撃ち食べた事もあります。
子供の頃はごく自然の遊びでした。
このごく自然の遊びの中には・・仲間のルールがあり、毎日の生活は近くの大きな木に集まり今日の遊びを年上の子供が決めていました。
木登り・・・秘密基地・・・ヤブカラシ・・・思いではいっぱいあります。
1年中泥だらけだったのでしょうね・・
季節の移り変わりを感じながら遊んだ記憶は遠い昔になりました。 |