あさり漁に使うジョレン「巻きかご・カナド」紹介

あさり漁のカチ撒き漁法です。
これに使うジョレンを紹介します。

総ステンレスで地元鉄工所に制作してもらいます。
このジョレンで重量13.3kgです。
ただし、かごの目の細かさによっても重量は変わります。

漁では、アサリ等々が入ると、多い時で総重量40kg程度になり、船に揚げるのは力の使い方のコツがあります。

ジョレンに付いている砂を起こす刃は、
長さ:12cm
幅:1.5cm
枚数:13枚刃
僅かに角度があります。

このジョレンをハイオと呼ぶ腰に巻きつけた物で人力で砂を起こしながら、海水で砂を抜きながら・・貝のみを貯めて引っ張ります。

目の幅は約1.3cmで4分5厘と呼びます。
他にも、バカガイ用の7分、中アサリ用の3分5厘、種アサリ用の3分も有ります。

柄の長さは約1mです。

この状態で柄を手で前後させながら、足腰で後ろに下がります。

すると、刃で起こした海底に有る貝と、砂がカゴに入ります。
その砂を海水で抜いて行き、貝のみをカゴに貯めていきます。


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